しわやたるみは顔の形に影響していた
年齢とともに増えるシワやたるみ。
でも、人によって「ほうれい線が目立つ」
「目の周りがたるんできた」など気になる部分は異なるようです。
実は、その秘密は顔の形にも大いに関係があるのです。
顔の輪郭は骨格と筋肉、脂肪、皮膚によって形作られています。
顔の土台となる骨格が違うと、その上にある筋肉や脂肪、
皮膚の動き方や付き方も変わってくるため、
人によってシワやたるみの現れ方に違いが出てくるのです。
まずは、以下の手順でご自分の顔の形をチェックしてみましょう。
(1)A4サイズくらいの紙を3センチ幅に切り、
両端を持って顎の下から輪郭に沿わせる
(2)そのまま紙を少し上へ引っ張り、
頬に密着させた状態で顔の形をチェックするご自分の顔の形は分かりましたか?
それでは、5つの輪郭タイプ別にシワ・たるみの傾向を解説していきます。
<丸型>頬の辺りから顎まで丸く張っている、顎のラインが丸い
ふっくらとした頬の丸顔さんは、頬の筋力が落ちてたるみやすい傾向が…。
ブルドッグ顔や二重顎になる危険性が高いタイプです。
<卵型>眉から口までの縦軸と顔の幅が1:1、
顎は丸いラインを描いている理想の顔型といわれますが、
縦方向に長くて下向きに引っ張られるため、
顔全体がたるみやすい傾向にあります。
特に目の周りに老化サインが現れます。
<四角型>顎先が平たい、顎やエラが張っている
ほかの顔型と比べて、たるみにくいタイプ。しかし、顎やエラが張っている分、
口元に負担がかかってシワが出やすい傾向があります。
<三角型>顎がシャープ、頬骨が横に張り出している
脂肪も筋肉も少ないシャープな印象の三角型は、
頬骨より下のたるみや顎の下の肉が目立ちやすくなります。
顎の筋力が弱く、頬や口角が下がって“への字口”になりやすいタイプです。
<面長>いずれの特徴よりも顔の長さのほうが目立つ
卵型と同じく全体的にたるみが目立ちやすい面長さんは、
特に頬や顎が危険ゾーン。
太ると首周りに脂肪がついて二重顎になりやすい顔型です。
表情筋を鍛える事もたるみの予防になります。
顔には30種類以上もの表情筋が備わっていますが、
通常の生活では全体の20%~30%しか使っていません。
表情が乏しかったり加齢などで筋力が低下したりすると、
顔のハリが失われてシワやたるみの原因になります。